アウトソーシングの実際

9月 25, 2019 Uncategorized

アウトソーシングの実際

コンサルティングファームは、提案した戦略の実行を受託することがあります。例えば「総務部をそのままアウトソーシングすれば経費を節約できる」との戦略を提案したとしましょう。クライアントとしてはアウトソーシング先を見つけられれば良いのですが、短期間で良いパートナーを探すのは不可能です。そこでコンサルティングファーム自身に依頼するという選択肢が生まれるのです。もちろんコンサルタントとしても、それを見越して戦略を練るため、助言専門のコンサルタントと実行専門のコンサルタントとが、密に連携することは欠かせません。コンサルティングファームがここまでクライアントとの関係を強固にするケースが一般的になると、本来のコンサルティングの意味が薄れていることは否めません。ただ市場が評価するコンサルティング形態は、あくまでもクライアントの評価に委ねられていますから、あまり従来の存在意義に拘る必要もないでしょう。コンサルティングのあり方も多様化した方が、日本社会にとって健全なのではないでしょうか。

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